2022.09.09 (5日前に)富士トライアスロン完走 2:49:13

富士トライアスロンに参加し、無事に完走できました!5日前に!これ日記か?

トライアスロン初参加の備忘録として振り返っておきます。

 

まず記録としては合計タイムが2:49:13でした。

初心者は3時間切りを目標にすることが多いらしいとのことで、前日にどのくらいのタイムになるかなんとなく予想してみました。

雑な予想ではスイム40分、トランジション5分、バイク80分、トランジション3分、ラン55分くらいで合計183分とか?もうちょい縮めて180分切れたら嬉しいな、くらいに思っていたので予想以上の好成績になりました。

 

実際のタイム内訳は画像の通り、スイム38分、トランジション①4分、バイク71分、トランジション②3分、ラン53分という結果でした。

タイムを縮められた最大の要因は、圧倒的にバイクのタイムが良かったことですね。バイクパートを予想より10分近く短縮でき、それがそのまま3時間を10分以上切れた要因になりました。

 

順位はリザルトから抜粋。

参加者は1000人以上だったそうなので、スイム終了時は全体の真ん中くらいの512位。

バイク単体での順位が全体の60位で、ここまでの累計で181位まで順位を上げた。

ラン単体での順位が367位で、少し順位を落として総合順位が233位でした。

 

ちなみに自分の一つ上の順位の人も、一つ下の順位の人も、どちらも50台の女性で驚きました。全体を見ても40台~50台が参加者の中心で、まさに生涯スポーツという印象を受けます。

順位については、スイムがかなり遅かったんだなーと改めて。これについては乗船中練習できない環境なので仕方がないと思う部分がありつつ、プールの回数を減らしてでもオープンウォーターの練習回数を増やすべきだったかな、とは思いました。

ウェットスーツを着ていることと水流があることでプールとは全く性質が違うので、もっと練習が必要でしたね。

バイクについては、ほとんど実走練習をできなかった割には言うことなしの満足いく順位とタイムでしょう。

ランは走っている間はクソ辛かったですが、順位は思ったほど落としていなくてこれも満足と言っていい結果になりました。

 

では各種目を改めて振り返ってみます。

 

まずはスイム。タイムは37分31秒。

オープンウォーターで集団の中で泳いだのはもちろん初めてだったのですが、自分が遅いせいかあらゆる方向から接触され気持ちよく泳ぐことは出来ませんでした。

自転車だったら人が進んでいるラインに割り込むのは有り得ないことなので、バシバシぶつかられて驚きましたが、まぁ自分が遅いので仕方がないのでしょうか。

たまーに誰とも接触せずに自分のペースで泳げるときは気持ち良かったですが、そんな時間は長くは続かず、ぶつかってくるんじゃねーよと怒りを抑えながら泳いでいました。

750mで一度陸に上がって2周回のコースです。2周目の中盤くらいからは早く終わらせて自転車乗りたいなーとか考えながら泳いでいました。

タイムとしては37分31秒。全く自由に泳げなった割にはプールでの自己ベストと同じようなタイムでちょっと驚きました。ウェットスーツによる浮力がかなり効果的な様です。なるほどなぁ。

 

スイムからバイクのトランジションは特に事前に練習はしませんでしたが、自転車に乗る準備であれば何年間も生活の一部といっていいレベルでやってきたことなので特に手間取ることはありませんでした。

ウェットスーツを脱ぎ捨て、タオルで脚を拭いて、靴下履いて、シューズを履いて、inゼリーを半分くらい流し込んで、ヘルメットを被って出発です。

 

バイクをスタートしてみると、思いのほか周りに速い人が沢山います。

トライアスロンではドラフティングは禁止なのですが、簡単には追い抜けないペースの人がポツポツといて難しい。

ツキイチにならないように、でもあまり離されないように、なんとなく5mくらいの車間を空けながら誰かを目指して走る状況が多かったですね。

バイクパートって実際の所上位の人達はどうしているのでしょうか?結構厳密に車間を空けているのか、なんとなくうまいことやっているのか気になるところです。

 

コースとしては河口湖をスタートして西湖に向かい、一瞬キツイ登りがあって西湖に着き、一周約8kmの西湖を3周して河口湖に戻ります。

西湖についてからはキツイ登りは無くほとんど平坦のコースです。ここでもツキイチにならないようになんとなく車間を空けながら同じくらいのペースの人を目指して走ります。速度的には大体38km/hくらいで走っていることが多かった気がします。

常にかなりキツいペースですが、40km走れば終わるんだからなんとか保つかな?と思ってしっかり追い込み続けました。

 

キツいんだけど、やっぱり自転車は楽しい。船でひたすらワットバイクでトレーニングしたおかげか快調に走り続けることが出来て気分がいいです。やはり自転車は至高の乗り物だな。

最終的な平均ペースは36.3km/hでした。いやよく頑張った。

正直ランに向けて体力を残すとかは一切考えず本能のままに出し尽くしました。バイクの終盤では、まぁランはいっか!(良くない)くらいに割り切っていましたね。

 

機材はいつものロードバイクにDHバーを付けて挑みました。

ブラインドコーナーが頻発するコースなので実際には下ハンドルを握っている時間の方が長かったです。ただ、実走練習が少なく体幹に自信が無かったので、常に下ハンドルだけでは腰回りへのダメージが厳しかったでしょうから、DHバーは付けておいて良かったです。

自転車本体についてはTTバイクの速さを思い知りました。自分と同じような体型をしたTTバイクの選手の近くでしばらく走っていたのですが、平地では明らかに自分より速くて抜かされ、しばらくして緩い登りがくると抜き返す、というのを何度か繰り返しました。

 

エアロ効果って重要なんだなーと思いながら走りましたね。

トライアスロンに限らずロードレースだったとしても、平地や下りであれほど有意に差が出るのであれば、勝負所までに消耗する体力が思い切り違って、順位にも明確に影響するだろうなと実感しました。

もしも来年以降に距離の長いトライアスロンに出るとかロードレースを頑張るとかなったら自転車の買い替えも検討しないとな、と思うくらいには機材の差を感じました。

 

とはいえTTバイクを買うことは流石に無いと思うので、買うとしたら今どきのオールラウンド~エアロロードなバイクでしょうか。

在庫無いみたいですけどブリヂストンのRP9とかかっこいいですよね。

 

そんなこんなでバイクが終わり、ランへのトランジションです。

ランニングシューズに履き替えて、inゼリーを残り半分流し込んでスタートするのですが、もう全く力が出ません。

周りの選手にはガンガン抜かれていくのですが、スマートウォッチでペースを確認してみると、意外とキロ5:40秒くらいで走られています。

ランスタート時点でキロ6分を切っていれば3時間以内に完走できるとわかっていたので、焦らずに自分のペースで走り続けます。

 

ランの間はもうずっと辛くて常に脇腹ズキズキでしたが、どうにかペースを落とさずに淡々と走り続けることが出来ました。ランが9.5kmとちょっと短いレイアウトなことにも助けられ、トランジット②とランの合計タイムは56分49秒でした。

ランが一番自信が無かったのですが、蓋を開けてみればランではほとんど順位を落とさずゴールすることが出来ました。

なんとなくですが、トライアスロンのランで重要なのは、ラン単体の能力よりも全体を通してどのくらい体力を維持できるかの総合力なのかなーと思いました。

 

と、いうわけで、なんと2時間50分を切るタイムで完走。

約半年意外としっかり準備してきただけあって満足いく結果になりました。

 

 

一緒に出走した友人も3時間を少し超えながらも危なげなく完走。自分一人ではエントリーすることは無かったと思うので本当に感謝です。

 

長くなりましたが当日の振り返りとしてはこんな所でしょう。

これで運動するモチベが全く無くなるはずと思っていたのですが、今度は年明けに16kmのマラソンに一緒に参加することになりそうなので、ランについては今後も継続するかも知れません。

 

それでは、また明日。