20230829 南米日記 6日目 オリャンタイタンボ遺跡とクスコ観光

おはようございます。朝起きたらiPadのライトニングケーブル端子がへし折れてました。

どこかで買わなきゃなーと思っていたらT君が予備のケーブルを持っていたので借りられました。ありがたい!

 

今日はマチュピチュからクスコに戻り、クスコを夜に出発してボリビアとの国境を超える長距離バスに乗り込むことになります。

クスコまでの移動は山岳鉄道と乗合バスのコレクティーボの予定。時間に余裕を持って15:20マチュピチュ発の鉄道を予約していたのですが、マチュピチュでやりたいことはもう済ませたので昨日のうちに駅に行って朝8:53発の鉄道に予約を振り替えておきました。


行きは夜便で真っ暗でしたが朝の山岳鉄道はなかなかの眺め。サンルーフが嬉しい。

 

11時にはオリャンタイタンボに帰ってきました。行きはすでに夜で見られませんでしたが、どうせならオリャンタイタンボ遺跡をちょっとだけ見ていきたい。

2日前に買ったモライ遺跡の2日間共通チケットにオリャンタイタンボ遺跡も含まれていたのですが、チケットの使用は連続2日間に限られそう。

案外なんとかならないかとモギリのおじいちゃんに2日前のチケットを渡してみたら通してくれました。しかしT君はチケットを既に捨ててしまっており入場できず。あまり待たせないよう20分程でサクッと回ってしまうことに。

 

かつてインカ帝国の皇帝が逃げ込んでスペイン軍を撃退した要塞なんだとか。たしかにこれを落とすのは難しそう。

 

美しく処理された岩の門。

 

巨大な6枚の岩の建造物。用途は不明らしい。

 

城塞の上からオリャンタイタンボの街を一望。これだけでも来た甲斐があった。

 

かつての住居?がほとんど岩壁に埋もれています。

一周したらそのまま出口を出て待たせてしまったT君と合流。

 

クスコに向かう前にレストラン。気持ちいい風が吹くテラス席でコカ茶とメキシカンバーガー。キマります。この店で過ごした1時間くらいだけでオリャンタイタンボが好きになっちゃったな。

 

昼飯を食べたらクスコへのコレクティーボを探しますがタクシーの勧誘がすごい。コレクティーボだと多分1人10ソルなのですが、タクシーは4人集まれば1人15ソルだと言うので乗ってしまうことに。

ところが2人の現金残高を確認すると2人合わせて27ソルしかもっていません。この期に及んで貧乏根性を見せて2人で25ソルしかないんだと伝えたら構わん乗れと言ってくれました。助かった。

今晩にはペルーを出るのでちょうど良いといえばちょうど良いけれど相変わらずギリギリな毎日です。

 

13:30頃クスコに到着。夜行バスの集合時間までは十分に時間があるのでクスコの街を見て回ることに。

 

街の中心のアルマス広場とクスコ大聖堂。賑わっていてのどかな広場です。風が気持ちよくて何時間でもいられそう。

 

アルパカを連れた民族衣装の人が何人も歩いています。物を売ったり有料で一緒に記念写真を撮ったりしているみたい。

 

土産物屋に入ってそのうち買うと決めていたアルパカの毛糸のポンチョを買いました。一軒目に入った店でまさに自分が欲しかったようなポンチョが売られていたので買いたいのだけど、相場をちゃんと調べずに入ってしまいちょっと後悔。

店員は300ソルと言ってきたのでとりあえず半額から言ってみるかと150ソルでどうだ?と聞いたらちょっとボスに聞いてくると。そしたらそのまま150ソル、大体6000円くらいで買えてしまいました。絶対もっと値切れたんじゃん。どんだけ吹っ掛けられていたんだ。

でもまぁ造りとデザインに満足して6000円払っているわけだし別にいいか。と自分を納得させることに成功しました。セーフ。

 

それから街中でよく耳にする民族音楽フォルクローレの笛、ケーナを1000円くらいで買いました。フォルクローレという音楽ジャンルを知ったのは多分鷲崎健の三角コーナーの世界の音楽音源がきっかけだったと思うですが結構好きです。次の乗船中にでも練習しようかな。

 

インカ帝国時代に築かれた岩壁はカミソリ一枚通さない、でお馴染みらしいです。

その高い建築技術を代表するという12角の岩。これうまくハマったとき気持ちよかっただろうなー。

 

クスコ大聖堂の前をたくさんの衛兵やマーチング隊が列をなしてなんらかの像を聖堂内に納めるのを眺めたり。

こういうところの衛兵ってやり過ぎなくらい機械的にキビキビ動くイメージがあったのですが、南米の衛兵はわりとヘラヘラしていて安心しました。

 

その後、別の聖堂兼博物館に入って宗教画や地下墓地を観たり。写真撮影禁止だったので写真はありません。案内は特になかったので歴史的なことは良くわかりませんでしたがスケールはすごい。

南米にキリスト教が持ち込まれたのは日本と同様スペインからの宣教師によるもので大体同時期のはず?で、いかにもザビエルっぽい時代の絵柄が多いことが印象的でした。

 

最後にサンペドロ市場で冷やかし。いかにも海外の市場って感じでテンション上がります。

 

晩御飯は適当なレストランに入ってスープとペルー料理の焼き鳥、アンティクーチョ的なものを食べました。そこそこおいしい。

 

今は夜行バスに乗り込んで陸路でボリビアに向かっています。途中に湖のボートツアーが挟まり所要時間はなんと25時間。生きてボリビアに辿り着けるのか?

それでは、また明日。

20230828 南米日記 5日目 マチュピチュ遺跡とワイナピチュ山歩き

今日はマチュピチュ村の宿、アンディーノホテルからスタートです。

 

実は今回の旅行は準備を始めるのがあまりにも遅く、出発3日前に行きのフライトだけ確保して、その他のフライトや宿、ツアーの予約等は出発前日にとるという舐めっぷりでした。

ところがマチュピチュは遺跡の保護のために1日の入場者数をかなり制限しており、一番人気のワイナピチュ山登山とマチュピチュ遺跡見学がセットになった入場券は1ヶ月近く先までチケットが完売してしまっていました。

それどころか普通の遺跡見学や、マチュピチュ山とのセット、あまりメジャーでないフチュピチュ山とのセットすら完売で、割高なのにかなり短いコースしか回ることができないVIPチケットとかいうのを泣く泣く予約していたのです。

 

ということで、ダメ元ながら朝イチでチケット売り場に行って当日券的なものが無いか聞きに行ったところ……余裕でありました。

いやあるんかい!

掲示板を見る限り、当日枠?でワイナピチュ山とのセットが100人、マチュピチュ山とのセットが300人、フチュピチュ山とのセットが100人分の枠がありそうで、7:30頃でもそのほとんどが売れ残っていました。

普通のマチュピチュ遺跡巡りチケットと遺跡+インカ橋のチケットは売り切れていたので山に登るチケットの売れ残りが多いようです。

事前に予約していたVIPチケットは破棄することになってしまいますが、喜んでワイナピチュ山とのセットチケットを200ドルで購入しました。

 

気分も晴れ晴れ。バスチケットを売り場で買ってそのままバスの待機列に並びます。

 

バスを待っている間に数人のガイドが話しかけてきて、ガイドを付けたほうが良い経験になると勧誘してきます。大体50ドルくらいらしいので2人で割ると1人25ドルくらい。

値段的にはたいしたことないので雇ってもいいけど別に雇わなくてもいいなーと思いながら話を聞いていると、バスで遺跡の前についた所には日本語が話せるガイドがいるとのこと。日本語ガイドは80ドルくらいになるらしいという情報だけ仕入れてとりあえずバスで遺跡に向かいました。

 

遺跡の入口について自分がトイレに行っている間にT君が日本語を話せるガイドに見つかったようで色々と話していました。はじめのうちは若者だから大学生?と思われたようで50ドルでいいと言っています。せっかくなら色々教えてもらおうと雇うことにしました。結果的にはこれが大正解。ガイドブックに書いてある名所案内以外にもためになる情報満載でした。

一番良かった情報は、ペルーでは重要な3つの教えがあり「愛する」「働く」「学ぶ」ことが大切らしいということ。一番重要なのは愛すること。ネットで調べても出典とかは良くわかりませんでしたがそういうことらしいです。わかる。良い教えだ。

 

それはさておきマチュピチュ遺跡を見ていきます。

これだー!まさにマチュピチュ。チョコラブのオーバーソウルみたい!(シャーマンキング世代)

 

リャマも悠々と歩いております。

 

写真中央の少し色が違う建造物が太陽の神殿。近づくとわかりますが他の石垣や建物よりも岩一つ一つの処理がキレイで重要な建造物だったことがわかるんだとか。

たしかに丁寧に水平に石が積まれています。

冬至の日には東の窓から、夏至の日には遥か遠くにある太陽の門から南の窓に朝日が真っ直ぐ差し込むように作られているんですって。

特定のタイミングで朝日を見るミッションってオープンワールドゲーのサブミッションでありそ〜。とかくだらないことを考えてしまいましたが、夏至冬至の日を知ることは農作物の種まきや収穫の時期を知るために重要だったとか。

 

左に見えるのがフチュピチュ山。右に見えるのがワイナピチュ山。この後ワイナピチュ山に登ります。

ガイドとお別れして11時からワイナピチュ山歩きを始めます。ベロニカさん、良いガイドでした。

 

山歩きについて特筆するような事はなく、山頂の標高は2693mで一応高地?なので高山病にならないよう息を切らさずゆっくり登って片道40分くらい。

着きました。

山の上から見ると改めてよくもまぁこんな山奥に都市を作ったなと感心します。

 

山頂を少し降りて人の少ないところで動画を撮るなど。南米に来るために予定をキャンセルしてしまった友人宛に謝罪動画を、今回一緒に来られなかった会社の同期宛にも動画撮ったりして満足して下山しました。

 

帰り際にコンドル神殿を通り、背後の2枚の岩が翼に見えるというコンドル像をみたり。コンドルとピューマとヘビはペルーで神聖な3種類の生き物らしいです。

 

一通り回り終わってゲートを出ました。

いかにもマチュピチュに来たっぽい定番の写真撮影スポットは別の入口から入るルートらしく我々のチケットには含まれていないのですが、ガイドのベロニカさん曰くゲート係員に「お願い」すれば短時間なら入場できるかも知れないと言っていました。ナニカかな?

一応挑戦してみたのですが、割とお堅い係員に当たったようで入れてはくれませんでした。もう十分満喫できたので撤退します。

 

写真の場所が入口でマチュピチュ村までのハイキングコースもあるのですが、山歩きと遺跡巡りで十分歩いたので往復バスにして正解でした。

 

14時頃村に帰ったらまずは腹ごしらえ。

狭い路地の屋台で名前もわからない塩パイタン的なものを注文。この店に来る客は見た限り全員一皿目にこれを頼んでいたので名物のようです。水分塩分を筆頭に欲しいものが全部入っていてたまらん美味さでした。

パイタンを食べ終えたら店員や周りの客から肉とかロモ・サルタードは食べないのか?と聞かれ、どうやら前菜と主菜的に食べるらしいので肉を頼んで完食。2皿とインカコーラを合わせて700円くらい。流石屋台なお値段でした。

 

その後、村の中にある温泉に向かいます。

露天温泉で浴槽が5つくらいに水風呂が1つ。お湯の温度は34〜37℃でバラバラに表示がありましたが浸かってみた感じはあまりかわらずどれも37℃くらい?長く使っていられるいいお湯でした。しばらく浸かってからは水風呂と交代浴を繰り返して2時間ダラダラと。

どの国にいても結局これなんだよな。

 

晩御飯は近くのレストランで。

チチカカ湖で獲れるらしい魚であるところのトルチャのスープ。美味し。スープ系は外れないですね。

現地ではクイと呼ぶ天竺鼠。味は大体鳥肉ですが身が少なくて皮が厚い。お値段は70ソルをまけてもらって60ソルと2400円相当で結構高い。相場通りラストランで食べたら安くて60ソルくらいのようです。お祭り事の時なんかに食べる高級品なんだとか。

顔怖っ……

 

最後はマチュピチュ中にやたらたくさん店が出ているマッサージを受けました。暑い岩を使ったホットストーンマッサージってやつ。今晩は良く寝られそうです。

 

それでは、また明日。

20230827 南米日記 4日目 マラスの塩田とモライ遺跡

今日はマチュピチュに向けての移動日としつつも、マラスの塩田とモライ遺跡という2つの名所を巡ります。

朝起きた段階では昨日までの疲労が全く抜けていなくて若干熱っぽいような気配もしてヤバいんじゃないかと思ったのですが、午後くらいから割と落ち着いたのでなんとかなるかな?

リマで2泊したLa Luna Innを後にしてリマ空港からペルー国内線でクスコに向かいます。宿から空港までの移動はUberで。南米に来てから何度か使っていますが今のところ毎回5分以内に来てくれています。便利だなぁ。

10:00リマ空港発で定刻通り11:15頃にクスコ空港に到着。

クスコ空港は標高3310mの高さにあり空気が薄いです。朝から調子が優れないことも相まってかなりつらめ。

マチュピチュ方面に向かえば徐々に標高が下がってくるはずなのでさっさと移動を開始します。今日の見所があるエリアまではコレクティーボと呼ばれる乗合バスで向かいます。まずは空港からコレクティーボ乗り場までUberで。

 

コレクティーボはこんなんでした。12人乗りくらいで括りとしてはミニバスでしょうか?

座席が埋まると出発します。長距離区間では基本全員着席していましたが、短距離であれば立ち乗りしたり地べたに座り込んだりと割と自由です。

 

早々にクスコの街を去ります。

 

道中で見かけたやたらおしゃれなバス。

 

2時間ほど走って14時前にウルバンバに到着。

運賃は1人7ソルでした。2時間走って300円くらい?安すぎる……

ウルバンバでまずは腹ごしらえ。チャウファというペルーのチャーハン料理を食べました。うん。これはチャーハンだな!

 

食事を終えたらマラスの塩田とモライ遺跡を回ってくれるタクシーを探します。

ネットの情報によると相場は60ソルくらいとのことでしたが、近くにいたタクシーの運ちゃんに相談すると80ソルとのこと。あまり譲る気は無さそうだったし、2人で合わせて800円くらいの違いなら誤差だろってことでそのまま乗り込むことに。

 

30分程でやってきたモライ遺跡。

すげー!かつて標高差を利用して農作物の育て方を研究していた説が有力らしいです。

微細気候とかいって数段下るごとににわずかに気温が下がることを利用して品種改良していたんだとか。

面白いこと考えるな〜。

 

近くにいたお兄さんに写真撮影頼んだらノリノリで良い写真を取ってくれました。向こうを向くんだ、というディレクションが流石です。

 

40分くらいブラブラした後はマラスの塩田へ。

でかい。かなり立派です。かつて海だったアンデス山脈に今も残る岩塩が地下水に溶けて塩水として湧き出しているとのこと。

 

近くで見るとしっかり作られた人工物です。

 

一枚一枚所有者が違うらしい。

 

マラスの塩田、すごかったです。乾季にペルーに行くなら是非立ち寄ってほしいスポット。

 

ウルバンバまで戻ってタクシーとお別れ。

再びコレクティーボに乗ってマチュピチュ行きの山岳鉄道駅のあるオリャンタイタンボへ。今度は30分くらい乗って3ソル。やはり安い。

 

時間があればオリャンタイタンボ遺跡にも入りたかったのですが17:00で終了しており麓から眺めただけ。

 

近くの土産物屋で紛うことなきピカチュウを発見!やっぱり海外はこうじゃないと。

 

レストランに入ってアルパカのステーキを食べました。

ちょっと硬いけどあまり癖はなく牛肉に近い感じで食べやすい。コショウの味付けが良く効いていて美味でした。

 

しかし食べ終わった時点で予約していた列車の乗車時刻が10分後くらいに迫ってしまっていました。

駅までダッシュして発車2分前に駅について近くにいた駅員さんにeチケットを見せつけて必死に頼んだらなんとか乗せてくれました。

発車したあとに10分前にはついてくださいね、と釘を差されて平謝りしたりしましたがなんとかなった……今回の旅は本当に毎日ギリギリでたまんないです。

 

なんとかマチュピチュ村に辿り着いてアンディーノホテルというお宿にチェックインして今日は終了。

明日はマチュピチュ遺跡に行ってきます。

それでは、また明日。

20230826 南米日記 3日目 ナスカの地上絵フライトで無事嘔吐

今日は今回の旅のメイン目的地の1つ、ナスカの地上絵を空から見てきました。結論だけ先に書くとゲロ吐きました。セスナ酔いで2回ゲロ吐きましたね。

 

それでは朝から順に振り返っていきます。

今日の行程はリマの宿発着のプライベート送迎付きツアーにしました。観光バスで行くもっと安いプランもあったのですが、行動の自由度が高く時間を有効に使えたので良い選択だったかな。

朝の6時に宿の前に迎えが来ました。車はヒュンダイのタウンエース的な車種。南米の車事情は日本車が一番多くて次点で韓国車、残りはアメ車とか色々といった比率に見えます。

早速出発して7時頃にサービスエリアの様な場所で朝食をとります。

ペルー料理のタマル・クリオージョとハンバーガー。

タマル・クリオージョはとうもろこしの生地で鶏肉とかを包んだチマキ的なもの?しょっぱめでそこそこおいしいです。

タマールが塩味で、レーズンとかを入れて甘めにしたものはウミータと言うらしくそちらも食べてみたいところ。

 

その後数時間車を走らせて南米のオアシスと呼ばれるワカチナ湖に到着。

地下水の湧き上がるオアシスの周りがちょっとしたリゾート地になっていて賑わっています。

ナスカの地上絵フライトのオプションとしてワカチナ湖周辺の砂漠でバギーツアーを申し込むことができたので、去年のアイスランドでハマりかけたバギーにまた乗ることにしました。

今回は自分で運転するのではなくドライバーが運転してくれるタイプでしたが、砂漠の激しい起伏をジェットコースターのようにして走るアトラクションになっていてかなり楽しい。

道中では急勾配の砂山をサンドボードで滑り降りるおまけ付き。なかなか楽しませてくれます。

 

最後はオアシスを上から眺めて終了。良いツアーでした。

 

 

その後はナスカへのフライトが出るピスコの街に戻ります。地上絵フライトはもちろんナスカの街からも出ているのですが、今回は首都のリマから近いピスコ発着のフライトにして時短しました。

 

機体は6人乗りと12人乗りの2種類があるらしいですが今回は12人乗り。

普段滅多に乗り物酔いしないので油断して酔い止め薬は持っていなかったのですが、これが悲劇を生むことに……

特に出発時刻が決まっているわけではなさそう?で12人集まったところで出発です。

 

ガイドマップには日本語付き。

 

座席は全て窓側で全員外を見られるようになっています。

 

ピスコからナスカまで約30分。ナスカにて約40分旋回しながらグルグルと地上絵を眺めてピスコに戻る1時間40分のフライトです。

 

一帯は雨の降らない乾燥地帯で、砂漠の熱気によってできる空気層で風の侵食からも守られ、1000〜2000年前に描かれたとされる地上絵が今でも残っているんだとか。

 

うおお!めっちゃ見たことあるコンドル!無加工だとちょっと見えづらいですね。肉眼でも同じでよく見ないとわからないものも結構ありました。

 

フクロウ人間。フクロウはアンデス地方で知識の女神とされていららしいです。

 

これもよく見るハチドリ。

 

木、手、トカゲ。それから展望台。トカゲは道路で真っ二つになってしまっていますね。ナスカの地上絵が発見される前にハイウェイが出来てしまったらしいです。

 

大きさは数十メートルから数百メートルのものまであるようです。実際に見るまではピンとこなかったのですが、校庭いっぱいに落書きしたくらいのサイズ感に見えます。笹の葉ラプソディを思い出しますね。(古いオタク)

ナスカの地上絵が描かれた理由は今も謎に包まれているとのことですから、今後はSOS団が描いた説を主張していこうと思います。

 

そんなくだらないことを考えつつ眺めていたのですが、右に左にかなりハードに旋回するため徐々に酔いが酷くなってきました。

密集したメインの地上絵エリアを飛んでいる間はギリギリ耐えたのですが、そこから少し飛んで最後のいくつかに接近したあたりで胃液が逆流してくるフェーズに入り敗北を確信。

席に備え付けられていたエチケット袋に音もなくゲロを吐きました。臭いをさせては申し訳ないとすぐさま袋の口をギッチリ縛ったのですが、その数秒後に第二波が到来。2枚のエチケット袋をフル活用するハメに。

 

幸いなことに完全に気配を殺して嘔吐することができたようで、隣のT君にもバレずにことを済ますことができました。九死に一生を得たか?いや、得てないか。

 

局所的に非常に辛かったですがやはり見応えありますね。マチュピチュとあわせて長年見てみたかったものなので感慨もひとしおでした。

 

地上絵フライト終了後は海辺のリゾートのパラカスに向かいます。

 

パラガス?1人用のポッドでかぁ?とかブロリーネタが通じないか言ってみたのですが伝わりませんでした。悲しいね。

 

食欲は全くなかったですがおしゃれなエビのサンドイッチを何とか平らげて今日のイベントは終了。

よくやく宿に帰ってきました。

それでは、また明日。

20230825 南米日記 1日目-2日目

大変ご無沙汰しております。

皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

ブログの更新がすっかり止まってしまっていましたが、昨日から南米旅行をはじめたので備忘録と生存報告を兼ねて日記を書こうと思います。

 

ペルーのナスカの地上絵、マチュピチュチチカカ湖ボリビアのウユニ塩湖。アルゼンチンとブラジルのイグアスの滝あたりを、会社の同期のT君と2週間かけて周る予定です。

 

昨日の夕方に成田空港を出発して、韓国の仁川、オーストラリアのシドニーニュージーランドオークランド、チリのサンティアゴを経由してやっとこさペルーのリマにやってきました。

 

実のところ、ここまでの段階で既に色々と苦戦しています。

航空券予約の時にブラウザの入力履歴をそのままはいはいと承認していたら名前と苗字が逆な上にパスポート番号を一桁間違えていたり。

航空券を予約した段階ではニュージーランドでトランジットがあると知らされておらず、搭乗の数分前に急遽ニュージーランドのトランジットビザを申請するハメになったり。

チリに着いた時に飛行機内の時計が時差+1時間ズレていたせいで乗り継ぎが間に合わないかと焦ったり。

まだ移動日の段階なのにワクワクが止まりません。

 

最後は宿にチェックインして、ちょっとだけ散歩したら近所の公園でフリースタイルラップバトルをやっていたので観戦してきました。南米さん文化的すぎない?

 

宿は首都リマのミラ・フローレスエリアで取りました。開発が進んだ小綺麗な宿泊・住宅街エリアです。

La Luna Innというお宿に2連泊。宿代は1人1泊2000円くらいでかなり安いですがクオリティは十分。日本のビジネスホテルなら7000円くらいはとられそうな感じです。

物価全般は特に安い感じは無く日本と同じくらいな気がするので宿だけ安いのかな。ペルーでの外国人の宿泊料金は18%の消費税が免税になるらしく、それが効いているのかもしれません。

 

晩御飯はペルー料理のセビーチェとロモ・サルタードを食べました。

最近、画像に文字を書き込んでメモするのが便利なんじゃないか?と思って時々やるのですが、ペン無しで指で書くと小さい字を書くのは難しいですな。

写真左のセビーチェはいわゆるマリネですね。海鮮マリネでした。お酢は好きなのでもちろん美味しい。

写真右のロモ・サルタードはペルーの代表的な料理らしいです。牛肉ピーマン玉ねぎあたりを炒めてあってこれもおいしい。

飲み物含めて2人で107ソルでした。1ソル大体40円なので4000円くらい。高くはないけど安くもないって感じかな?

カードでの支払い時にチップは入れてもらえますか?と聞かれたので5%分つけて計112ソル。現金はあまり使いたくないのでカードで払えて助かります。

 

そんなこんなで今日は終了。

明日はナスカの地上絵を見に行ってきます。

それでは、また明日。

2022.11.17 アイスランド旅行振り返り

7日間のアイスランド旅行が終わりました。終わってしまったなあ。

本当に楽しかった。そんなに海外旅行経験豊富ではないですが、最高の国の一角に堂々ランクインです。

 

今は正直時期が悪く、コロナ禍からの航空運賃の高騰、記録的な円安、ロシア侵攻によりロシア上空を飛行できない、等々でバカみたいに金がかかってしまったのですが、それでも間違いなく行った価値がありました。

世の中が落ち着いたら是非行ってみてほしい国です。

 

ちなみに掛かった金額は、現実を知るのが怖いので計算していないのですが、60万円近くなったと思います。(死)

 

今回はGuide to icelandというサイトで「オーロラのアイスランド・セルフドライブツアー7日間」というツアーに申し込みました。

今回の旅行で良かった所や、これわかっていれば自分ならこんな旅程にしたかな、みたいな振り返りをしてみようと思います。

いつか誰かのアイスランド旅行の参考になれば幸いです。

 

まず、Guide to icelandというのはアイスランドの旅行情報を集約させたサイトです。予約ページは多言語対応していて日本語も対応です。

予約後は英語でのやりとりになりますが、特別複雑な連絡をすることは無いので困ることはありません。

ただ、時差が9時間あるのでこちらが昼間にメールを送っても返信が来るのは日本の夜10時頃なことが多く、即返信するのが面倒くさいなと何度か思いました。

それから、自分たちは利用する機会はありませんでしたが、日本人スタッフのメールアドレスの案内もありました。カヨコさんが対応してくれるみたいです。

 

金額は良心的だと思います。真剣に探せばもっと安い会社もあるかもしれませんが、少なくとも日本代理店を通すような割高の値段設定ではありません。

日数と参加したいオプション等を入力して予約すると、宿やツアーの時間を指定して旅程を作成してくれます。

自分でしっかりスケジュールを把握しないといけないですが、それも含めてセルフドライブツアーの楽しい所な気もします。

 

日数について、7日間もあれば十分だろうと思って申し込んだのですが、時間的余裕があるならば10日でも2週間でもいたかったです。

日が短いので日中に行ける場所は多少選ばないといけないし、もっと時間があれば島一周をしたかったなーとかとか。7日間のツアーでは主力観光地の集まる島の南側で終わっちゃうんです。

名残惜しいくらいがちょうどいいのかも知れませんが。

 

 

それでは初日から振り返りスタート。

 

1日目

エリア: レイキャビク

見所: ブルーラグーンレイキャビク市街

宿: Hotel cabin @レイキャビク (夕食無し、朝食付き)

 

航空機はFinnairを利用。

羽田空港からヘルシンキ乗り換えで、レイキャビクのケプラヴィーク国際空港に朝9時台着のフライト。

これが高かったんだな。往復で27万円くらいしました。時期次第では10万円ちょっとで行けるんじゃないかと思います。ガッデム。

 

時間帯としては、早く到着すれば温泉のブルーラグーンでゆっくりできます。レイキャビク観光もできるので暇になることはありません。逆に、午後到着で困ることも無さそう。

 

SIMカードは空港のコンビニで買えます。5GBと通話無制限で2000円くらい。

天候の影響を受けるアウトドアのアクティビティが多くて、当日キャンセルの連絡が来たりしました。即座に連絡したいことが多いので、メールだけでは厳しいです。

自分は英語はド下手糞だけど、いざ電話をかけてしまえばゴリ押しでいけました。

アイスランド人は英語が上手で聞き取りやすいし、こちらがグダグダイングリッシュでも結構察してくれます。

 

換金も空港でできます。今は大体1円=1クローネ。わかりやすくていいですね。

ただ、旅行中に現金を使いたい状況は一回もありませんでした。クレジットカードさえあれば現金は一切持たなくてもいいレベルです。

 

空港でピックアップされてレンタカーを借ります。念のため4WD車にしましたが、11月時点ではまだ雪は降っておらず、2WDでも問題ありませんでした。

とはいえ、かっこいいのでSUVにして正解でしたが。

 

ブルーラグーンでゆっくりして、Hotel cabinにチェックイン。

夕食はレイキャビク市街で食べました。

アイスランドの名物は海鮮とラム。高いけど、ちゃんとおいしいです。

外食は普通に食べるとプレート一皿4000円~、ハンバーガー2500円~くらいで非常に高価。

一方で、スーパーで用意すれば価格は日本と大差ありません。低減税率があるらしい。

 

振り返ってみると、この日の晩はオーロラツアーに参加しても良かったんじゃないかと思っています。

自分たちは6晩で1回もオーロラを見ることが出来ませんでした。田舎に宿泊する日も多いしそのうち見られるだろ、と舐めていましたね。

オーロラツアーはホテルにバスがピックアップしに来てくれて、その日のオーロラ予報と天気予報に応じて行き先が変わるんだと思います。

8000円くらいしましたが、オーロラを見られなかった場合の振り替えは無料です。返金は無し。

 

https://en.vedur.is/weather/forecasts/aurora/

オーロラ予報は上のリンク先のようになっていて、雲の位置と、オーロラ指数的な数字が乗っています。指数3以上は見られる可能性があるらしい。

オーロラ展望所みたいな場所(ただの平原が多い?)はアイスランド中にたくさんあってMapアプリでNorthern lights view pointとか調べれば出てくるので、雲の予報を見ながら自分達で探しに行くのも楽しいかも。

 

翌朝の朝食は7時から。アイスランドは日が短いからか、朝食が7時半~8時スタートが多いのですが、ここは7時に開けてくれます。

 

 

2日目

エリア: レイキャビク郊外からスナイフェルス半島へ

見所: 火山ヘリツアー(13時開始)、スナイフェルス半島ドライブ

宿: Kast Guesthouse @スナイフェルス半島 (夕食レストラン有り、朝食付き)

 

夏の間であれば、スリーフヌカギグル火山の火口に入るインサイド・ザ・ボルケーノというツアーが目玉になる日です。10月までしかやっていないので今回は行けず。

代わりにレイキャビクからヘリで火山を見に行くツアーを申し込みました。13時開始。6万くらいしましたが行く価値はあった。噴火直後だとマグマを見られたりするらしいです。

午前中はハイキングをしようと思っていましたが、雨のため市街散策。ツアーを午前開始で申し込めるなら、その方が午後を有効に使えたなー。

 

ヘリツアーを終えて15時くらいから移動して、日没ギリギリにスナイフェルス半島に到着。ゆっくり回れなかったのでもったいない気もしましたが、地形が様々でドライブしているだけで楽しい所なのでセーフ。

 

宿は田舎で近くにスーパー等はありませんが夕食朝食は宿で食べられるので問題なし。

 

 

3日目

エリア: ゴールデン・サークル

見所: シンクヴェリトル国立公園(シュノーケリング13時開始)、ゲイシールの間欠泉、グトルフォスの滝

宿: South Central Guesthouse (夕食無し、朝食無し)

 

マジで自然がすごい日。(頭の悪い感想)

前日の宿があるスナイフェルス半島から車で2時間以上かかるので、午前中は移動で終わってしまう。

見所は全部マジですごい。グトルフォスの滝に着くころには日が沈みかけてしまうのが残念。日程に余裕があるならここら辺にもう1日追加したかったなと思うくらい。

 

宿では夕食も朝食も出ないけど事前にはわからずで、そこは教えておいて欲しかった。車で20分くらいの距離にあるスーパーに急遽買い出しに行きました。

 

 

4日目

エリア: 南アイスランド

見所: ブラックサンドビーチで4輪バギー(13時開始)、セリャラントスフォスの滝、スコゥガフォスの滝、レイニスドランガルの岩柱

宿: The Barn @Vikの村 (夕食無し、朝食無し)

 

氷河でスノーモービルを申し込んでいたけれど、温暖な気候で安全なルートが流れたとかでキャンセルになった日。

代わりに申し込んだ4輪バギーがばっちり楽しかったので問題なし。

午前中に2つの滝に寄り道できる。スコゥガフォスの滝の上流の丘陵地帯がハイキングに持って来いなので結構歩いた。バギーまでの時間的には余裕あり。

 

バギー後、レイニスドランガルの岩柱へ。ここも凄すぎる。夕日がきれいなので着くのが日没に近くても問題なし。

 

宿では当然のように夕食朝食無し。車で10分くらいのVikの村のスーパーで買い出し。

この付近に泊まる必要は特にないのでは?と思ったけど、ここより進むとちょうどいい距離に集落が無いのかも知れない。

 

 

5日目

エリア: スカフタフェットル国立公園

見所: スバルティフォスの滝、スカフタッフェル氷河ハイキング(14時半開始のはずだった)、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

宿: Guesthouse Nypugardar @ヘプンの村の近く (夕食レストラン有り、朝食有り)

 

スバルティフォスの滝まで40分程歩くけど行く価値あり。

 

14時半からスカフタッフェル氷河ハイキングの予定が、悪天候で当日キャンセルに。

意外と天気が保ったので自分達でハイキング出来て問題なし。

開始時間が14時半と遅かった理由は良くわからず。夕日がきれいだからかな?13時頃開始でも問題ない旅程でした。

 

この日の宿は最終目的地のヨークルスアゥルロゥン氷河湖よりももっと東のヘプンの村の近く。

どうせ翌日折り返してレイキャビクに帰るのになんでそこまで行くんだろ、と思ったのですが、ヘプンの村がかなり雰囲気良さそうなので行ってよかったし昼間にも行きたかった。

 

6日目

エリア: ヴァトナ氷河からレイキャビク

見所: ヨークルスアゥルロゥンで氷の洞窟探検(9時半開始)、レイキャビクの露天温泉(nauthólsvík geothermal beach)、オーロラバスツアー

宿: Hotel cabin @レイキャビク (夕食無し、朝食付き)

 

珍しく朝早い?9時半集合で氷の洞窟探検。

午後からは翌日のフライトに向けてレイキャビクに帰ります。5時間ちょっと。

レイキャビクに着くころには日が暮れていたけど、最高の露天温泉があるので問題なし。水風呂好きは是非行って欲しい場所。

 

夜はオーロラツアーに参加するも敗北。

この日のスポットはケプラヴィーク空港近くのNorthern Lights Lookoutというところでした。

場所さえわかればレンタカーで行ってしまう方が速くて金もかからないのに……という葛藤が芽生えてしまう。

 

 

7日目

エリア: レイキャビク

 

10時過ぎのフライトで帰りました。午後発にすれば最後にゆっくりお土産を買ったりできそうです。

 

 

以上!

なんだか仕事の引き継ぎ帳を書いている気分になったりしましたがアイスランド旅行の振り返りでした。

 

それでは、また。

2022.11.14 アイスランド6日目 ヴァトナ氷河

アイスランド6日目にして実質最終日です。

明日は起きたら空港に向かって帰るだけ。

早かった。あまりにも早かった。

6泊7日で十分かと思って予約したのですが、時間が許すならもっともっといるべきだった。

10日くらいいられば、もっとゆっくりしつつ島全体を一周できてちょうど良さそうな気がします。

 

今日の見所はヨークルスアゥルロゥンで氷の洞窟探検。

夏の間に氷河から溶けた水が流れてできる、毎年形が変わる氷の洞窟を歩きます。

 

9:30に氷河湖の駐車場に集合してモンスタートラックに乗り込んでオフロードへ。

 

デカい。

アイスランドに来てから時々道路で見かけたクソデカタイヤのこの車は、こういうオフロードで使っていたんだな、と納得。

オフロードを20分程走って駐車場に着き、そこから洞窟までは徒歩移動。

 

そしてガイドさんの歩く速度が速すぎて一瞬でバラバラになるツアー参加者達。

サトツのハンター試験が始まったのかと思いました。

 

30分程歩いて洞窟に到着。

 

おぉ、美しい……

 

そこらじゅうから水がダバダバ流れています。

 

ものすごく雰囲気のいい写真を撮ってくれました。流石に慣れていらっしゃる。

 

芸術的だぁ……

 

洞窟の中で歩くことができるのは数十メートル程度ですが、順番に写真撮影したりして1時間程過ごしました。

いやはや、今日も抜群の映えスポットでした。

 

ツアーの後は少しだけ移動してダイヤモンドビーチと呼ばれている氷が点在する砂浜へ。

こりゃダイヤモンドだわ。

 

満足したので宿泊地のレイキャビクまで5時間ちょっとの道のりを帰ります。

 

道中ガソリンスタンドに寄っていたら、バッチリ半円でしかも二重の虹!初めてみました。

これがカジュアルに見られるってアイスランドはどうなっているんだ。

2つの虹は主虹と副虹っていうんですね。副虹は水滴中で2回反射している?らしく、主虹と配色が逆になっています。へぇ〜。

 

広角でも収まりきらなかったのでパノラマモードで。空にうっすら黒い筋が入っちゃいますが形は綺麗に出ました。

 

どこの街にもあるのですが、三角屋根の教会がヨーロッパって感じで様になっています。そしていい虹だ。

 

ただただ車を走らせているだけでも楽しい。

 

夕方にレイキャビクに到着。

2日目に一度来たものの、時間がなくて入られなかった露天温泉に入浴!

 

ここ、良いです。

市街地から車で数分のところにこの眺めの露天温泉があるのは強い。値段も800円くらいで妥当。

温度はそこまで高くないですがスチームサウナもあります。

 

で、体が温まったらそのまま海にダイブ出来るんです。これが良いんだ。

水温は冷たいですが、入ってしまえば割と泳いでいられます。水風呂としてのクオリティは自分の人生でも最高クラスでした。

思わず風呂と海を2往復。たまらないんだなぁ。

 

冷てぇ冷てぇいいながら海から上がっていくと、恐らくアイスランド人のお姉さんから「冷たい?」って日本語で話しかけられました。

ネットの情報によると、日本語を勉強しているアイスランド人が結構いるらしいとのことですが、なるほど本当のようです。

そして肩に彫ったハガレンの錬成陣のタトゥーを自慢していました。それは流石にセンスある。

わけわからんカタカナとか漢字じゃなくて錬成陣ってチョイスが良い。

 

そういえば数日前にどこかのスーパーで、ヒロアカの麗日お茶子のクッションを抱いて買い物をしているザ・オタク、って感じのオタクもいました。

オタクは世界共通なんだなあ。

 

風呂でしっかり温まってからレイキャビクのお土産屋へ。

両親への土産としてアイスランドっぽい柄のセーターを購入。

現金もほとんど使い切っていよいよ旅の終わりが見えてきてしまいました。

 

宿にチェックインした後は最後のイベント、オーロラ鑑賞ツアーに出掛けます。

レンタカーがあるので自分達で好きに移動は出来るのですが、今日まで一度も見られていない現実を受け入れて、プロの案内に望みを託しました。

恐らくその日のオーロラ予報と天気予報に応じてオーロラを見られる可能性が高い所に連れて行ってくれるのだと思います。

今日はレイキャビクから車で1時間ほどの、空港近くのオーロラ展望駐車場で約2時間夜空を眺めました。が、オーロラは見えず……!

アイスランドに6泊しましたがついに一度もオーロラを見ることはできませんでした。

自然現象なのでどうにもならんですがやはり無念。

次は北欧かカナダでリベンジかな?

 

ホテルへの帰りのバスで日記を書き終えて今日はおしまい。

 

明日はずっと飛行機なので更新できるかわかりませんが、アイスランド旅行のまとめ的な日記は書こうと思っています。

 

それでは、また明日。