20230829 南米日記 6日目 オリャンタイタンボ遺跡とクスコ観光

おはようございます。朝起きたらiPadのライトニングケーブル端子がへし折れてました。

どこかで買わなきゃなーと思っていたらT君が予備のケーブルを持っていたので借りられました。ありがたい!

 

今日はマチュピチュからクスコに戻り、クスコを夜に出発してボリビアとの国境を超える長距離バスに乗り込むことになります。

クスコまでの移動は山岳鉄道と乗合バスのコレクティーボの予定。時間に余裕を持って15:20マチュピチュ発の鉄道を予約していたのですが、マチュピチュでやりたいことはもう済ませたので昨日のうちに駅に行って朝8:53発の鉄道に予約を振り替えておきました。


行きは夜便で真っ暗でしたが朝の山岳鉄道はなかなかの眺め。サンルーフが嬉しい。

 

11時にはオリャンタイタンボに帰ってきました。行きはすでに夜で見られませんでしたが、どうせならオリャンタイタンボ遺跡をちょっとだけ見ていきたい。

2日前に買ったモライ遺跡の2日間共通チケットにオリャンタイタンボ遺跡も含まれていたのですが、チケットの使用は連続2日間に限られそう。

案外なんとかならないかとモギリのおじいちゃんに2日前のチケットを渡してみたら通してくれました。しかしT君はチケットを既に捨ててしまっており入場できず。あまり待たせないよう20分程でサクッと回ってしまうことに。

 

かつてインカ帝国の皇帝が逃げ込んでスペイン軍を撃退した要塞なんだとか。たしかにこれを落とすのは難しそう。

 

美しく処理された岩の門。

 

巨大な6枚の岩の建造物。用途は不明らしい。

 

城塞の上からオリャンタイタンボの街を一望。これだけでも来た甲斐があった。

 

かつての住居?がほとんど岩壁に埋もれています。

一周したらそのまま出口を出て待たせてしまったT君と合流。

 

クスコに向かう前にレストラン。気持ちいい風が吹くテラス席でコカ茶とメキシカンバーガー。キマります。この店で過ごした1時間くらいだけでオリャンタイタンボが好きになっちゃったな。

 

昼飯を食べたらクスコへのコレクティーボを探しますがタクシーの勧誘がすごい。コレクティーボだと多分1人10ソルなのですが、タクシーは4人集まれば1人15ソルだと言うので乗ってしまうことに。

ところが2人の現金残高を確認すると2人合わせて27ソルしかもっていません。この期に及んで貧乏根性を見せて2人で25ソルしかないんだと伝えたら構わん乗れと言ってくれました。助かった。

今晩にはペルーを出るのでちょうど良いといえばちょうど良いけれど相変わらずギリギリな毎日です。

 

13:30頃クスコに到着。夜行バスの集合時間までは十分に時間があるのでクスコの街を見て回ることに。

 

街の中心のアルマス広場とクスコ大聖堂。賑わっていてのどかな広場です。風が気持ちよくて何時間でもいられそう。

 

アルパカを連れた民族衣装の人が何人も歩いています。物を売ったり有料で一緒に記念写真を撮ったりしているみたい。

 

土産物屋に入ってそのうち買うと決めていたアルパカの毛糸のポンチョを買いました。一軒目に入った店でまさに自分が欲しかったようなポンチョが売られていたので買いたいのだけど、相場をちゃんと調べずに入ってしまいちょっと後悔。

店員は300ソルと言ってきたのでとりあえず半額から言ってみるかと150ソルでどうだ?と聞いたらちょっとボスに聞いてくると。そしたらそのまま150ソル、大体6000円くらいで買えてしまいました。絶対もっと値切れたんじゃん。どんだけ吹っ掛けられていたんだ。

でもまぁ造りとデザインに満足して6000円払っているわけだし別にいいか。と自分を納得させることに成功しました。セーフ。

 

それから街中でよく耳にする民族音楽フォルクローレの笛、ケーナを1000円くらいで買いました。フォルクローレという音楽ジャンルを知ったのは多分鷲崎健の三角コーナーの世界の音楽音源がきっかけだったと思うですが結構好きです。次の乗船中にでも練習しようかな。

 

インカ帝国時代に築かれた岩壁はカミソリ一枚通さない、でお馴染みらしいです。

その高い建築技術を代表するという12角の岩。これうまくハマったとき気持ちよかっただろうなー。

 

クスコ大聖堂の前をたくさんの衛兵やマーチング隊が列をなしてなんらかの像を聖堂内に納めるのを眺めたり。

こういうところの衛兵ってやり過ぎなくらい機械的にキビキビ動くイメージがあったのですが、南米の衛兵はわりとヘラヘラしていて安心しました。

 

その後、別の聖堂兼博物館に入って宗教画や地下墓地を観たり。写真撮影禁止だったので写真はありません。案内は特になかったので歴史的なことは良くわかりませんでしたがスケールはすごい。

南米にキリスト教が持ち込まれたのは日本と同様スペインからの宣教師によるもので大体同時期のはず?で、いかにもザビエルっぽい時代の絵柄が多いことが印象的でした。

 

最後にサンペドロ市場で冷やかし。いかにも海外の市場って感じでテンション上がります。

 

晩御飯は適当なレストランに入ってスープとペルー料理の焼き鳥、アンティクーチョ的なものを食べました。そこそこおいしい。

 

今は夜行バスに乗り込んで陸路でボリビアに向かっています。途中に湖のボートツアーが挟まり所要時間はなんと25時間。生きてボリビアに辿り着けるのか?

それでは、また明日。