2022.11.17 アイスランド旅行振り返り

7日間のアイスランド旅行が終わりました。終わってしまったなあ。

本当に楽しかった。そんなに海外旅行経験豊富ではないですが、最高の国の一角に堂々ランクインです。

 

今は正直時期が悪く、コロナ禍からの航空運賃の高騰、記録的な円安、ロシア侵攻によりロシア上空を飛行できない、等々でバカみたいに金がかかってしまったのですが、それでも間違いなく行った価値がありました。

世の中が落ち着いたら是非行ってみてほしい国です。

 

ちなみに掛かった金額は、現実を知るのが怖いので計算していないのですが、60万円近くなったと思います。(死)

 

今回はGuide to icelandというサイトで「オーロラのアイスランド・セルフドライブツアー7日間」というツアーに申し込みました。

今回の旅行で良かった所や、これわかっていれば自分ならこんな旅程にしたかな、みたいな振り返りをしてみようと思います。

いつか誰かのアイスランド旅行の参考になれば幸いです。

 

まず、Guide to icelandというのはアイスランドの旅行情報を集約させたサイトです。予約ページは多言語対応していて日本語も対応です。

予約後は英語でのやりとりになりますが、特別複雑な連絡をすることは無いので困ることはありません。

ただ、時差が9時間あるのでこちらが昼間にメールを送っても返信が来るのは日本の夜10時頃なことが多く、即返信するのが面倒くさいなと何度か思いました。

それから、自分たちは利用する機会はありませんでしたが、日本人スタッフのメールアドレスの案内もありました。カヨコさんが対応してくれるみたいです。

 

金額は良心的だと思います。真剣に探せばもっと安い会社もあるかもしれませんが、少なくとも日本代理店を通すような割高の値段設定ではありません。

日数と参加したいオプション等を入力して予約すると、宿やツアーの時間を指定して旅程を作成してくれます。

自分でしっかりスケジュールを把握しないといけないですが、それも含めてセルフドライブツアーの楽しい所な気もします。

 

日数について、7日間もあれば十分だろうと思って申し込んだのですが、時間的余裕があるならば10日でも2週間でもいたかったです。

日が短いので日中に行ける場所は多少選ばないといけないし、もっと時間があれば島一周をしたかったなーとかとか。7日間のツアーでは主力観光地の集まる島の南側で終わっちゃうんです。

名残惜しいくらいがちょうどいいのかも知れませんが。

 

 

それでは初日から振り返りスタート。

 

1日目

エリア: レイキャビク

見所: ブルーラグーンレイキャビク市街

宿: Hotel cabin @レイキャビク (夕食無し、朝食付き)

 

航空機はFinnairを利用。

羽田空港からヘルシンキ乗り換えで、レイキャビクのケプラヴィーク国際空港に朝9時台着のフライト。

これが高かったんだな。往復で27万円くらいしました。時期次第では10万円ちょっとで行けるんじゃないかと思います。ガッデム。

 

時間帯としては、早く到着すれば温泉のブルーラグーンでゆっくりできます。レイキャビク観光もできるので暇になることはありません。逆に、午後到着で困ることも無さそう。

 

SIMカードは空港のコンビニで買えます。5GBと通話無制限で2000円くらい。

天候の影響を受けるアウトドアのアクティビティが多くて、当日キャンセルの連絡が来たりしました。即座に連絡したいことが多いので、メールだけでは厳しいです。

自分は英語はド下手糞だけど、いざ電話をかけてしまえばゴリ押しでいけました。

アイスランド人は英語が上手で聞き取りやすいし、こちらがグダグダイングリッシュでも結構察してくれます。

 

換金も空港でできます。今は大体1円=1クローネ。わかりやすくていいですね。

ただ、旅行中に現金を使いたい状況は一回もありませんでした。クレジットカードさえあれば現金は一切持たなくてもいいレベルです。

 

空港でピックアップされてレンタカーを借ります。念のため4WD車にしましたが、11月時点ではまだ雪は降っておらず、2WDでも問題ありませんでした。

とはいえ、かっこいいのでSUVにして正解でしたが。

 

ブルーラグーンでゆっくりして、Hotel cabinにチェックイン。

夕食はレイキャビク市街で食べました。

アイスランドの名物は海鮮とラム。高いけど、ちゃんとおいしいです。

外食は普通に食べるとプレート一皿4000円~、ハンバーガー2500円~くらいで非常に高価。

一方で、スーパーで用意すれば価格は日本と大差ありません。低減税率があるらしい。

 

振り返ってみると、この日の晩はオーロラツアーに参加しても良かったんじゃないかと思っています。

自分たちは6晩で1回もオーロラを見ることが出来ませんでした。田舎に宿泊する日も多いしそのうち見られるだろ、と舐めていましたね。

オーロラツアーはホテルにバスがピックアップしに来てくれて、その日のオーロラ予報と天気予報に応じて行き先が変わるんだと思います。

8000円くらいしましたが、オーロラを見られなかった場合の振り替えは無料です。返金は無し。

 

https://en.vedur.is/weather/forecasts/aurora/

オーロラ予報は上のリンク先のようになっていて、雲の位置と、オーロラ指数的な数字が乗っています。指数3以上は見られる可能性があるらしい。

オーロラ展望所みたいな場所(ただの平原が多い?)はアイスランド中にたくさんあってMapアプリでNorthern lights view pointとか調べれば出てくるので、雲の予報を見ながら自分達で探しに行くのも楽しいかも。

 

翌朝の朝食は7時から。アイスランドは日が短いからか、朝食が7時半~8時スタートが多いのですが、ここは7時に開けてくれます。

 

 

2日目

エリア: レイキャビク郊外からスナイフェルス半島へ

見所: 火山ヘリツアー(13時開始)、スナイフェルス半島ドライブ

宿: Kast Guesthouse @スナイフェルス半島 (夕食レストラン有り、朝食付き)

 

夏の間であれば、スリーフヌカギグル火山の火口に入るインサイド・ザ・ボルケーノというツアーが目玉になる日です。10月までしかやっていないので今回は行けず。

代わりにレイキャビクからヘリで火山を見に行くツアーを申し込みました。13時開始。6万くらいしましたが行く価値はあった。噴火直後だとマグマを見られたりするらしいです。

午前中はハイキングをしようと思っていましたが、雨のため市街散策。ツアーを午前開始で申し込めるなら、その方が午後を有効に使えたなー。

 

ヘリツアーを終えて15時くらいから移動して、日没ギリギリにスナイフェルス半島に到着。ゆっくり回れなかったのでもったいない気もしましたが、地形が様々でドライブしているだけで楽しい所なのでセーフ。

 

宿は田舎で近くにスーパー等はありませんが夕食朝食は宿で食べられるので問題なし。

 

 

3日目

エリア: ゴールデン・サークル

見所: シンクヴェリトル国立公園(シュノーケリング13時開始)、ゲイシールの間欠泉、グトルフォスの滝

宿: South Central Guesthouse (夕食無し、朝食無し)

 

マジで自然がすごい日。(頭の悪い感想)

前日の宿があるスナイフェルス半島から車で2時間以上かかるので、午前中は移動で終わってしまう。

見所は全部マジですごい。グトルフォスの滝に着くころには日が沈みかけてしまうのが残念。日程に余裕があるならここら辺にもう1日追加したかったなと思うくらい。

 

宿では夕食も朝食も出ないけど事前にはわからずで、そこは教えておいて欲しかった。車で20分くらいの距離にあるスーパーに急遽買い出しに行きました。

 

 

4日目

エリア: 南アイスランド

見所: ブラックサンドビーチで4輪バギー(13時開始)、セリャラントスフォスの滝、スコゥガフォスの滝、レイニスドランガルの岩柱

宿: The Barn @Vikの村 (夕食無し、朝食無し)

 

氷河でスノーモービルを申し込んでいたけれど、温暖な気候で安全なルートが流れたとかでキャンセルになった日。

代わりに申し込んだ4輪バギーがばっちり楽しかったので問題なし。

午前中に2つの滝に寄り道できる。スコゥガフォスの滝の上流の丘陵地帯がハイキングに持って来いなので結構歩いた。バギーまでの時間的には余裕あり。

 

バギー後、レイニスドランガルの岩柱へ。ここも凄すぎる。夕日がきれいなので着くのが日没に近くても問題なし。

 

宿では当然のように夕食朝食無し。車で10分くらいのVikの村のスーパーで買い出し。

この付近に泊まる必要は特にないのでは?と思ったけど、ここより進むとちょうどいい距離に集落が無いのかも知れない。

 

 

5日目

エリア: スカフタフェットル国立公園

見所: スバルティフォスの滝、スカフタッフェル氷河ハイキング(14時半開始のはずだった)、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

宿: Guesthouse Nypugardar @ヘプンの村の近く (夕食レストラン有り、朝食有り)

 

スバルティフォスの滝まで40分程歩くけど行く価値あり。

 

14時半からスカフタッフェル氷河ハイキングの予定が、悪天候で当日キャンセルに。

意外と天気が保ったので自分達でハイキング出来て問題なし。

開始時間が14時半と遅かった理由は良くわからず。夕日がきれいだからかな?13時頃開始でも問題ない旅程でした。

 

この日の宿は最終目的地のヨークルスアゥルロゥン氷河湖よりももっと東のヘプンの村の近く。

どうせ翌日折り返してレイキャビクに帰るのになんでそこまで行くんだろ、と思ったのですが、ヘプンの村がかなり雰囲気良さそうなので行ってよかったし昼間にも行きたかった。

 

6日目

エリア: ヴァトナ氷河からレイキャビク

見所: ヨークルスアゥルロゥンで氷の洞窟探検(9時半開始)、レイキャビクの露天温泉(nauthólsvík geothermal beach)、オーロラバスツアー

宿: Hotel cabin @レイキャビク (夕食無し、朝食付き)

 

珍しく朝早い?9時半集合で氷の洞窟探検。

午後からは翌日のフライトに向けてレイキャビクに帰ります。5時間ちょっと。

レイキャビクに着くころには日が暮れていたけど、最高の露天温泉があるので問題なし。水風呂好きは是非行って欲しい場所。

 

夜はオーロラツアーに参加するも敗北。

この日のスポットはケプラヴィーク空港近くのNorthern Lights Lookoutというところでした。

場所さえわかればレンタカーで行ってしまう方が速くて金もかからないのに……という葛藤が芽生えてしまう。

 

 

7日目

エリア: レイキャビク

 

10時過ぎのフライトで帰りました。午後発にすれば最後にゆっくりお土産を買ったりできそうです。

 

 

以上!

なんだか仕事の引き継ぎ帳を書いている気分になったりしましたがアイスランド旅行の振り返りでした。

 

それでは、また。