20230905 南米日記 13日目 イグアスの滝、南米との別れ。

いつの間にか南米出国日が来てしまいました。早すぎる。ウユニ塩湖にいた頃はまだ半分も残っているなと思っていたのにあっという間に旅も大詰め。
今日は世界三名爆のイグアスの滝に向かいます。

 

イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンに跨っていて、どちらの国にもそれぞれ国立公園があり観光することができます。
ただし規模としてはブラジル側は小さく小一時間で回ることが出来るくらいで、アルゼンチン側は1日かけて回りたい感じらしい。
本来の日程では昨日の午後にブラジル側を観光する予定だったのですが、悪天候によりフライトがキャンセルになったためブラジル側に行くことはできず。今日のアルゼンチン側に全てを賭けます。

 

朝7時過ぎに宿を出発。大通りを歩いているとイグアスの滝行きのバスが通りかかったので手を挙げて止まってもらいました。いけるんだ。
料金は数年前までのブログ等を読むと150ペソくらいと書いてあるのですが、現在は1300ペソに爆値上げされています。値上げというかアルゼンチンペソがハイパーインフレを起こしていて貨幣としての価値がどんどん下がっているらしく、バス料金以外もあらゆる料金が額面上高騰していて過去の情報が参考になりません。
国立公園の入り口に着いて入園料を払うと10000ペソ。これは数年前まで500ペソだったらしいです。

 

このインフレを受けて2022年12月からは、外国人がクレジットカードで決済をした場合に約半額のレートになる電子決済市場レートといものが適用されているらしい。外貨獲得のため?とか非合法レートを使わせないためとか色々あるんですって。
と、いうことでアルゼンチンでの支払いは基本的にはクレジットカードがお得になるようです。

 

入場前に3000ペソでロッカーを借りて荷物を預けて準備完了。
入場した後は名物の滝に突っ込むボートツアーのチケットを手に入れます。

今日はオオサカ コウベ リョウスケに改名されました。これ本当にどうなってるの?オオサカってどこにも書いてないんだけどな。

 

まずはサファリカーに乗ってジャングルを進みます。解説はスペイン語のみなので何もわからず。このジャングルにも南国っぽい鳥がいたり猿がいたりで国立公園って感じです。

 

港に着いたらボートに乗り換えいざ滝へ。

 

滝の目の前まで近づくとシャワーどころかバケツをひっくり返したような水を浴びます。もう笑うしか無い。写真はありません。水着とカッパだけで来てよかった。
南米らしく乗客みんなが盛り上がっていて雰囲気も良く楽しめました。

 

続いてはイグアスの滝を下から眺めるロワートレイルを歩きます。

デカ過ぎる……壮観です。

 

ロワートレイルを回り終えたらレストランがあるところに帰ってきたのでそのまま昼食。1人5500ペソと多分結構高いですがハンバーガーのセットを頼んだところ、相当肉厚なバーガーが出てきてかなり美味かったです。

 

向かいの椅子に南米っぽい鳥が飛んできました。サービスいいなぁ。

 

昼食後は滝を上から眺めるアッパートレイルへ。

デカい上にそこら中滝だらけです。なんてスケールだ。

 

だんだん青空も見えてきていい調子です。

 

最後はトロッコ列車に乗って悪魔の喉笛と呼ばれる滝の落ち始めの地点に。ここがすごかった。本当にすごかった。有り体に言って感動しました。

地球に穴が空いてるみたい。

 

とんでもないパワーを感じます。P = 9.8QH くらいのパワーを。(ただしQは流量、Hは揚程とする。)

間近で見るととんでもない迫力でした。これだけでも南米に来てよかったと思えるくらい。

人が多くてゆっくり眺めていられないのが唯一の難点でしたが、帰りのトロッコ列車の時間まで堪能して撤収。
これにて南米旅行の目的地は全て制覇できました。

 

後は日本に帰るだけ。イグアスの滝周辺にはブラジル側のフォスドイグアス空港とアルゼンチン側のプエルトイグアス空港があり、アルゼンチン側からそのまま帰るならプエルトイグアス空港を使うのが自然だったのですが、間違えてフォスドイグアス空港発のフライトを予約してしまったのでまずはブラジルに向かいます。

 

園を出たらロッカーから荷物を回収してバスに飛び乗りプエルトイグアスのバスターミナルへ。バスターミナルでタクシーの料金表を見るとフォスドイグアス空港までは一律11000ペソ。明朗会計です。ペソが足りなかったのでATMで追加で降ろしてタクシーに乗車。
流石にタクシーの運ちゃんは慣れたものでアルゼンチンの出国とブラジルの入国をサッと済ませて30分ちょっとで空港につきました。

 

南米日記としてはこれにて終了かな。
ロサンゼルスでのトランジットが6時間程あるので一度入国できたりすればもう1日分書くかもしれません。
帰国したら旅程を簡単にまとめた振り返り日記を書こうと思います。

それでは、また明日。