2日目がはじまりました。
朝7時にホテルで朝食を済ませます。
8時には出発してスリーフヌカギグル火山周辺を軽くハイキングしようと思っていたのですが生憎の雨。
ハイキングはやめてレイキャビク観光に切り替えます。
ちなみにスリーフヌカギグル火山というのは、世界でも珍しい火口から火山の中に入って観光ができるとんでもない山です。すごいらしいです。
ただ、インサイドザボルケーノと呼ばれる火山に入るツアーは夏季限定で10月までしか開催されていません。
なのでアイスランド観光に行くなら、オーロラも見られて冬のアクティビティも出来て火山にも入ることができる10月がおトクな気がします。
話は戻ってレイキャビク観光。9時頃はまだ朝日も出ていません。
雨は収まっていたのでまずは眺めの良さそうな灯台へ。
どこを見ても絵になります。
そしてRAV4がかっこいい。
灯台を眺めた後は、昨日看板を見て猛烈に気になっていたペニスミュージアム行ってきました。
いや、だって気になるでしょ、ペニスミュージアム。
割となめてかかっていたのですが、想像よりも遥かに面白くて行く価値のある場所でした。
展示物としては、様々な動物のペニスの剥製の展示や、繁殖に関する生態の解説がメインです。
サイズ感がよくわかるし解説がいちいち面白いんですよね。
※以下ペニス注意。
壮観です。馬並みとよく言うだけあって馬のペニスはやはり存在感がありますね。(どんな感想?)
マッコウクジラのペニスの横で渋い顔をする男。
はじめて知ったのですが、マッコウクジラって英語でSperm whaleっていうんですね。
Spermといえば僕の大学院生時代の研究題材としてお馴染み(???)の精液のことです。
かつてクジラの頭頂部で発見されたドロっとした物体を精液と誤認されたことからついた名前なんだとか。あまりにも酷すぎない?
ペニスミュージアムの感想だけでひたすら日記を書き続けられてしまうのですが、断腸の思いで話を先に進めます。
ペニスミュージアムに熱中してしまい次の予定の時間が迫ってきたため、昼食はサブウェイでサッと済ませました。
次の予定は火山へのヘリツアー。
歩いては行くことが出来ない溶岩地帯やクレーターを上空から眺められるヘリ体験です。
アメリカから来たというカップルと一緒に5人乗りのヘリで遊覧しました。
すげーんだけど、写真ではなかなか伝わらなさそう。すげーです。
噴火の直後ならマグマも見られるそうで、いつかは見てみたいものです。
途中で着陸ポイントに降りて、休憩したり写真を取ったりして、座席を交換してから帰路につきます。
席が固定にならないよう気が利いていていいですね。
そしてヘリがかっこいい。
あっという間にレイキャビクの飛行場まで帰ってきて約1時間でツアーは終了しました。
猛烈に濃縮された1時間だった……
その後は再びレンタカーで移動開始。
まずはすぐ近くの海岸沿いの地熱温泉の様子を見に行きました。
開けた感じの最高の露天温泉があって目の前には海。
数人があまりにも自然な感じで海に入っていくので地熱で温かいのかと思いきや、ゴリゴリに冬の海水でビビります。アイスランド人の肉体はどうなっているの……
でも温泉と水風呂の交代浴と思えばかなり気持ちよさそうです。時間があれば入って行きたかった……
後ろ髪引かれながらも、今日の宿があり見どころもたくさんあるスナイフェルス半島に向かいます。
早速市街を抜けようとして交差点で信号を待っていると、正面から左車線を逆走する車が走ってきていました。おいおい何人だよ右車線に慣れてないな!とか調子に乗ったことを言いながら信号が青になった交差点を左折したら、自分も左車線に突っ込みかけました。
交差点のド真ん中で泣く泣くバック。当然クラクションを鳴らされます。ヘタクソか?
そんなことがありつつも市街を抜けました。レイキャビクの中心地以外は信号はなく、交差点はほぼ全てラウンドアバウトです。
日本人にはあまり馴染みがありませんが、千葉大学OBにとってはお馴染みの環状交差点。そう、ZOZOの前澤社長の出身地としてLOVEのオブジェが鎮座する、みどり台駅前のあの交差点と同じです。(唐突な地元ネタ)
さて、レイキャビクからスナイフェルス半島へ向かう道中には、長い長い海底トンネルがありました。
トンネル技術に謎の誇りを持っている日本人から見ても立派なトンネル。クヴァルフィヨルズゥル海底トンネルというらしいです。
1998年に完成するまでは、フィヨルドを大回りに60km近く迂回しなければいけなかった道のりが、全長5762mのトンネルでショートカットできるようになったのだとか。(Wikipediaより)
化学の力は偉大だなぁ。
やがてレイキャビクから2時間ほどでスナイフェルス半島に到着。
雨が降ってしまって景観はよくなかったのですが、RAV4がかっこよかったので事なきを得ました。(何が?)
16時半頃に日の入りは過ぎていたのですが、ギリギリ夕陽!と海岸沿いの景勝地に駆け込みました。
何処もかしこも美しい。
晴れた日にゆっくり過ごせたらもっと良いだろうなとは思いつつ、それでも素敵な半島でした。
18時過ぎに宿にチェックイン。
こうしてブログを書き終えて、この後はオーロラが出ないか空を眺める予定です。
それでは、また明日。